マハーバーラタ 3-163-32
ゴンダ文法選文9の省略部分。
京大の徳永宗雄先生の入力なさったe-Textによる。
- 32〜36
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ストゥーナカルナを、マヨージャーラを、シャラヴァルシャを、シャロールバナを、
シャイラーストラを、アシュマヴァルシャを(以上、武器名)用いて私は攻撃した。
しかし彼は私のすべての武器を笑いながら受け止めたのだ。非の打ち所のない方(=大王)よ。
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それらがすべて消滅したので、私はブラフマ・アストラ(梵天の武器)を用いた。
かくて燃え上がる矢によって彼は一面におおわれた。
そして私が放つ偉大な武器によって彼はおおわれて、ふくれ上がって見えた。
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かくて世界は私が放つ光によって熱せられた。
瞬時にして諸方と空は一面に照らされた。
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しかしその威光に満ちた男は、たちまちその武器をも破壊した。
王よ、ブラフマ・アストラが破られた時、私は大きな恐怖に襲われた。
- 44〜45-4
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かくて彼は弓と不滅の矢を入れたえびらを手渡し、
「私に聖なる願い事をせよ」と言った。
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(シヴァ)「カウンテヤよ、私はお前に満足した。お前にすべきことを何か言え。
勇士よ、望みがあるならば言え。私はかなえよう」
- 50-3〜51-2
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(シヴァ)「そしてあらゆる場合、他の武器を攻撃する場合のみ用いるべし」
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その、打ち返されることのない神聖な、すべての武器を抑止できる〜
- 52-3
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神々や魔物や羅刹たちにとっても克服しがたく耐え難い。