未来
3. 未来
-
単純未来(simple future)。未来(future)の標識は、アクセントをもつです。
これは標準階(グナ)化した語根、
またはで終わる標準階(グナ)化した語幹に付け加えられます。
語尾は第一種変化の語尾を用います
(→変化表)。
(与える)は能単1反単1、
(歌う)は(→164)、
(導く)は、
(なる)は、
(破る)は、
(悟る)は(→19)、
(言う)は(→47)、
(握る)は(→153、163)、
(見る)は(→7、161)、
(盗む)は(→122の備考)。
- 複合未来(periphrastic future)。
まず、
(→69)を標準階(グナ)化した語根、
またはで終わる標準階(グナ)化した語幹に付け加えて、行為者名詞を作ります。
(作る)は、
(なる)は、
(握る)は、
(見る)は。
この行為者名詞の男性単数主格()に、
語根(ある。→128)の現在を付け加えます。
の要素は3人称のときは通常は省略されますし、
他の場合も省略されることが少なくありません
(→変化表)。
4. 条件法
- 条件法(conditional)は単純未来から作られます。
ちょうど直説法過去(imperfect)が現在から作られるのと同様です。
未来形、(→186)から
、となります。
語頭に加増音をつけ、語尾は直説法過去同様に第二種語尾を用います
(→変化表)。