リーディング解説の見方
図例
凡例
- ローマナイズ
-
ローマナイズして、単語ごとに区切って書きます。
ただし母音の連声などで区切れなくなっている場合は区切りません。
複合語は要素ごとに-を入れます。
- 語(連声前)
-
連声をする前の形です。
本文の形と異なる箇所は赤字で書きます。
- 説明
- 単語の原形……原則として名詞・形容詞などは語幹、動詞は語根。
ただし分詞や二次活用動詞(使役動詞など)は、「語幹(←語根)」のように表記しています。
- ……これをクリックすると語彙集の該当箇所にジャンプします。分詞や二次活用動詞(使役動詞など)の場合、語幹のほうに飛ぶか語根のほうに飛ぶかは状況によります。意味が熟しているものは語幹のほうに飛ぶことが多いです。
- 文法的説明……略号は以下のとおりです。
- 名詞・分詞系……名=名詞。形=形容詞。現分=現在分詞。過分=過去(受動)分詞。過能分=過去能動分詞。完分=完了分詞。動形=動詞的形容詞(未来受動分詞、必然分詞)。代=代名詞。疑代=疑問代名詞。代形=代名詞型形容詞。数=数詞。
- 性……男=男性(masculine)。中=中性(neuter)。女=女性(feminine)。
- 数……単=単数(singular)。両=両数(dual)。複=複数(plural)。なお、Dvandva式の複合語による両数や複数は、両(DV)や複(DV)と記す。
- 格……主=主格(nominative)。対=対格(目的格。accusative)。具=具格(instrumental)。為=為格(与格。dative)。従=従格(奪格。ablative)。属=属格(所有格。genitive)。処=処格(位格。locative)。呼=呼格(vocative)。
- その他……幹=語幹
- 動詞の場合は品詞名を書きません。ただし二次活用動詞については、使=使役動詞(causative)、意=意欲動詞(desiderative)、強=強意動詞(intensive)。名動=名詞起源動詞(denominative)。
- 態……能=能動態(active, parasmaipada)。反=反射態(中動態。middle, aatmanepada)。受=受動態(passive)。
- 時制と法……現=直説法現在(indicative present)、過=過去(imperfect)、願=願望法(現在)(optative)、命=命令法(imperative)、未=未来(future)、条=条件法(conditional)、ア=アオリスト(aorist)、完=完了(perfect)。未来と完了では単純、複合の別を示しませんでした(単数複数とまぎらわしいし、見ればすぐわかるので)。
- 数……単=単数(singular)。両=両数(dual)。複=複数(plural)。
- 人称……1=1人称。2=2人称。3=3人称。
- その他……幹=語幹
- 不変化詞……接=接続詞。副=副詞。前=前置詞・後置詞。不定=不定詞。絶=絶対詞
- その他……頭=接頭辞。尾=接尾辞。幹=語幹。
- 語義……その語の簡単な意味。訳文の語義とは必ずしも一致しません。
語義と訳がかなり異なる場合( )囲みにしたところがあります。
たとえば主格の名詞(例:蛙)が述語として用いられる場合、
「蛙である」と訳すわけですが、
文法解説の語義のところには、主格名詞なので「蛙(は)」と書きます。
また、語義欄での文法用語(上記の略号を使えるものは使って)[ ]囲みにします。
例:「[具]を欠く」=「〜を欠く(〜の部分は具格名詞)」
- 日本語訳
- 必ずしも直訳とは限りません。たとえば日本語として不自然な受動表現を説明ぬきで能動表現に直したりしています。
- 備考