処格
locative case
「〜に、で、において」などの意味を表す格。
動詞によっては、処格を必要とするイディオム的な使い方がある。
まれに述語として「〜にふさわしい」「〜を好む」という意味になることもある。
また、名詞の処格+分詞(名詞、形容詞)の処格で、
「〜するとき、〜して後、〜ので、〜ならば、〜しても」などの意味を表す
「処格絶対節」という使い方がひんぱんに用いられる。
処格絶対節中の各語はすべて処格になるわけだが、
もし分詞が目的語をとったらそれは対格などになるわけなので、
少々注意が必要。