分詞
participle
形容詞としてのはたらきをあわせもつ動詞。
二つのはたらきをあわせもつので「分」詞というんだそうです。
サンスクリットでは形容詞と名詞の区別があまりないので、
分詞がそのまま動名詞として使われることもあります。
英語では現在分詞と過去分詞しかありませんが、
サンスクリットでは現在分詞と現在受動分詞、
過去受動分詞、過去能動分詞、未来能動分詞、未来受動分詞(動詞的形容詞)、
完了分詞とあり、さらに「受動」と書いてないものは能動態と反射態のそれぞれがあるので、
ずいぶん多彩です。
でもよく出てくるのは現在分詞、過去受動分詞、動詞的形容詞の3種類ですね。
これらの分詞は形容詞としての変化をします。
また、絶対詞のことを絶対分詞ということもありますが、絶対詞には変化がないので、
あまりそういう言い方はしないほうがいいと思います。