サンスクリット

sanskrit


「完成された」という意味を持つインドの文語。 広義にはヴェーダ聖典が記述されたヴェーダ語と呼ばれる 前12-7世紀ごろの言語をも含むが、 狭義には前5世紀のパーニニという文法家とその学派によって 文法が規定された古典サンスクリットを指す。 古典語ではあるが今でもインドでは熱心に学習され、 パンディットと呼ばれるヴェーダ聖典を暗記している人々は サンスクリットで会話するのも不自由しない。 今でもインドの18の公用語のうちの一つになっている。