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暑いです/寒いです
各種の会話の本を見ると「暑いです」「寒いです」という表現として、次のようなものが載っています。
もちろんこれらは全く正しいのですが、こういう表現だけを覚えていると、ついうっかり、





=暑い、





=寒い、という形容詞だと思ってしまいます。
しかし、





、





はどちらも「暑さ」「寒さ」という女性名詞なのです。だから上記の文は、直訳すれば「暑さがある」「寒さがある」ということです。こんなふうに




など特定の動詞と組み合わせてはじめて形容詞的な意味になるのですから、「暑い〜」のように他の名詞を修飾することはできません。形容詞は




、




なので間違えないようにしてください。
この場合、








のかわりに









ということはできません。日本語で「暑さ・気候」と言えないのと同様で、言うなら「暑さの気候」のように「の」を入れねばなりません。ウルドゥー語/ヒンディー語でも












と言えば正解です。もっともこの場合、





には「夏」という意味もあり、





は「季節」という意味になってしまうので、結局「夏季」というかなり違う意味になってしまいます。
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