ほとんど規則的ですが、過去分詞(完了分詞)だけ変化が不規則ですのでそれを掲げておきます。
は「行く」という意味です。自動詞ですが、場所を表す言葉のあとには一切後置詞をつけません(上述の1の例文を見よ)。英語のgo to schoolなどの表現に引きずられないようにしましょう。 また、「行く」というのは、いま自分のいるところからどこかへ移動するということなので、たとえば次のように「出発する」という意味にも用いられます。
主動詞の語幹に接続して、「完全に〜してしまう」「〜になる」という意味になります。
現在分詞(主語の性・数にともなって変化します)に接続して、「しだいに〜して行く」「〜し続けている」という意味を表します。文法書によってはこれをと同様の「進行形」と書いている場合があります。 なお、この動作は習慣的なものではありません。習慣的なものであれば、過去分詞(性数変化)+を用いるのが普通です(上記1.の例文)。
過去分詞(必ず形)に接続して、「どんどん〜して行く」という意味を表します。これも一種の進行形なのですが、動作の進行をより強調するニュアンスになります。現在分詞(性数変化)+にくらべて、いくぶん卑語的になります。
過去分詞(性数変化)に接続して、動作が急激に起こって進行・発展していくことを強調する意味になります。 次に述べる受動態も、過去分詞(性数変化)+なので、どっちの意味であるかは文脈で判断します。また、過去分詞(形)と接続する「どんどん〜し続ける」との違いにも注意してください。主語が男性複数の場合はこちらも形になってしまうので区別できません。やはり文脈で判断します。 過去分詞(性数変化)に接続して、受動態を作ります。受動態ですから主動詞は他動詞になるのが普通ですが、「〜と言われている」のように自動詞もありえます。行為者はで示します。 もっとも、ウルドゥー語/ヒンディー語には、それでなくても受動的な表現が多いので、を用いた受動表現はあまり多くはありません。このように、「できる」「できない」という可能表現をこの形で表現するというのが多いようです。 |