ルカ15章(1/3)
なくした羊・銀貨・
放蕩息子のたとえ

ルカによって書かれたよい話(ルカ福音書)

なくした羊、なくしたドラクマ銀貨、なくした息子、この3つのたとえ話

さて、税金徴収人たちと悪人たちとがみな、彼の言葉を聞くために彼の近くに来ていると、ファリサイ派の人々と経典(律法)の教師たちが不満を抱いて言った。「あの男は悪人たちを丁重にもてなし、彼らと一緒に食事をしている」と。しかしイエスは彼らに、このたとえ話を話した。

あなたがたのある男が、百匹の羊の主人であるとして、それらのうちの1匹を見失えば、いったい彼は、99匹を荒野に置き去りにして、その失われた1匹を得るまではといって追跡しないだろうか。そして見つかったら、それを肩にかつぐ。そして家に帰って、友人や近くに住む人を呼び寄せて言う。「私と一緒に喜べ。なぜなら私の失われた羊を私は再び得たのだから」と。
私はあなたがたにまさにこう言おう。「1人の悪人が回心するとき、天国の喜びがあるが、しかし、回心の必要のない99人の有徳の人々には、このようなことはない」と。

あるいは、10枚のドラクマ銀貨を持っているようなある女が、1枚をなくしたら、それを見つけるまであかりをつけて家を掃除して、探す努力をしないだろうか? そしてそれが発見されたら、彼女は女友達や近所の女を呼び集めて言う。「私とともに喜んでください。なぜならなくしたドラクマ銀貨が見つかったのですから」
あなたがたに私は言う。このように一人の罪人が回心するならば、主の使者(天使)たちの目の前で喜びが生じる。

新約聖書目次へ
リーディング目次へ
サンスクリットHOME
HOME