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パンチャタントラ5-9(2/2)
空想にふけるバラモン
(スヴァバーヴァクルパナの空想の続き)
「するとあるバラモンが私の家を訪れて、適齢期に達した美貌に富んだ少女を与えるだろう。その人は私の息子を産むだろう。その子に私はソーマシャルマンという名をつけよう。そして彼がひざで這うことができるようになったら、私は本を買って、馬小屋の後ろに座ってそれを読みふけるだろう。こうしているうち、ソーマシャルマンは私を見て、母の膝から膝で一生懸命はいはいして、馬のひづめの近くを通って、私の近くに来るだろう。すると私は怒りで一杯になり、妻に『直ちに子供をつかまえよ』と言うだろう。彼女もまた家事に専念していて我々の言葉を聞かないだろう。すると私は立ち上がって彼女を足蹴にするだろう」
こうして彼は瞑想状態であるのに足蹴をしてそのびんを割った。穀物の粉で彼は真っ白になった。
だから私(この話の語り手)は言う。
♪想像すべきでない未来の思案をする人は、ソーマシャルマンの父のように白く横たわる。
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