法華経15(1/4)
如来寿量品「自我偈」

※できる限り仏教専門用語訳を排して訳してみた。宗教・哲学的な意味はまったく考えていない。

♪私がこの第一の悟りを得たのは、その尺度を決して知ることができない、考えられない数百億カルパの昔である。そしてずっと、私は教えを示している。私は多くの菩薩たちを教化し、そしてまさに悟りと知識の状態に立たせた。何億カルパもの間、何億という多くの衆生たちを私は成熟させている。
そして私は、衆生の指導のために消滅する演技を示して、巧妙な方法を説く。にもかかわらず私は消滅することなく、まさにこの時この世において教えを示している。そして私はこの世で自己を守り、そしてすべての衆生をやはり守っている。
そして、理性が転倒し錯乱した人々は、私を見ることなく、まさに元通りの状態にいる。私の自己の肉体が消えたのを見て、彼らは身体要素である遺骨に対して種々の崇敬をする。そして私を見ずに、見たいという欲望を起こす。かくて彼らのまっすぐな心が生じる。
衆生がまっすぐで優しく柔和な心になり、欲望を捨てたときに、その時に私はグルドラクータ山に声聞の団体を作って自己を見せる。

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