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ヒトーパデーシャ1-3(2/6)
鹿とカラスとジャッカル
鹿は言った。「このジャッカルは私たちとの友情を求めてやって来た」
カラスは言った。
「友よ、突然やってきた未知の人を信頼するのはふさわしくない。よいことにはならない。そして次のように言われている。
♪素性も気質もわからない者には宿を貸してはならない。猫の罪によってハゲワシのジャラドガヴァは殺された。
こう聞くと、かのジャッカルは怒って言った。
「鹿にとって最初に出会った日には、あなたもまた素性も気質もわからない者でした。それなのにどうして今日に至るまで、あなたとの鹿の愛情の継続がますます増しているのですか。
♪智者のいないところでは愚者ですら賞賛される。樹木の生えないところではヒマですら樹木とみなされる。
さらに
♪これは身内だとか、これは他人だとかいうのは、小心者たちの思考である。しかし、すぐれた行為をする者たちにとっては、大地(のすべて)こそが家族である。
そしてこの鹿が私の友人であるのと同様、あなたも私の友人です」
鹿は言った。
「こんな議論を続けても何の役にも立ちません。みんなが仲良く会話をして楽しい心を抱くべきです」
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