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マハーバーラタ3-163-8(3/4)
アルジュナ、シヴァに会う
※韻律をあわせるために人名を別の表現で言い換えたり、「大王よ」などの呼びかけ語をさまざまな表現で挿入したりしている部分は、適宜省略した。
♪(キラータ族の姿の怪物は)小さくて頭が大きいものになったり、大きくて頭が小さいものになったりした。その時彼は合一して、戦闘しようと私に襲い掛かった。私は合戦では矢によって彼を圧倒できないので、風神の偉大な矢に私は頼った。彼を殺すことができなかったのは、まさに奇跡のようだった。その矢が打ち返されたので、私の驚愕は大きかった。そこで私はさらに特別に莫大な多量の矢を、合戦で怪物にあびせかけた。そこで私はそのとき、弓と、矢の尽きないの大きなえびらをとり、直ちに怪物を打ったが、怪物はそれらの矢を食い尽くした。
すべての矢が打たれ、そして武器が食い尽くされて、私とその怪物との素手の戦いになった。こぶしが、そして手のひらがぶつかり合う戦いをして、そして私はそのびくともしない怪物に抵抗し、大地に倒れた。
するとその怪物は笑い出し、女たちとともに私が見ている前で、まさにそこから消えうせた。奇跡のようだった。
このようにしてから、かくてその聖なる神シヴァは、別の姿をしたのだった。天上の稀有の衣服を着て、キラータ族の姿を捨てて、本来の神聖な姿をとり、偉大な主となった。
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