青鷺の本生物語(3/6)
ジャータカ38.
語(連声前)
説明
語義
形中単処
過去において
数中単処
ある
名中幹
林野
名中単処
住みかにおいて
名男単主
菩薩は
形男単対
ある
名中幹
蓮
名男単対
池を
前
[対]の近くに
←
過分男単処
立っている
名男幹
(樹木名)
名男単処
木において
名男幹+名女単主
木+神
連
あって
ア単3
生じた
日本語訳
…… 過去に菩薩は、ある林野を住みかとしてある蓮池の近くに立っているヴァラナの木において、木の神として生まれた。
備考
……
語(連声前)
説明
語義
副
その時
形男単処
ある
副
ない
副
非常に
形男単処
大きい
名男単処
池において
名男幹
夏
名男単処
時において
名中単主
水が
形中単主
少量の
ア単3
あった
形男複主
多くの
接
そして
副
ここに
名男複主
魚が
現複3
ある
日本語訳
…… その時、あまり大きくないある池では、夏には水が少なく、そしてここには多くの魚が住んでいた。
備考
……
語(連声前)
説明
語義
接
さて
数男単主
ある
名男単主
青鷺が
代男複対
それらの
名男複対
魚たちを
連
見て
日本語訳
…… さて、ある青鷺がその魚たちを見て、
備考
……
語(連声前)
説明
語義
数男単具
ある
名男単具
方法で
代男複対
これらの
名男複対
魚たちを
連
だまして
未単1
食べよう
接
〜と
連
行って
名中幹+形中
水+端において
←
現分男単主
考えている
ア単3
座った
日本語訳
…… 「ある方法でこの魚たちをだまして食べよう」と、池のむこうの岸に行って考えながら座っていた。
備考
……
語(連声前)
説明
語義
接
さて
代男単対
彼を
名男複主
魚たちが
連
見て
代中単対
何を
形男単呼→間
旦那様
←
現分男単主
考えている
←
過分男単主
座った
現単2
あなたはある
接
〜と
ア複3
質問した
日本語訳
…… さて魚たちは彼を見て「旦那様、あなたは何を考えながら座っているのですか」と質問した。
備考
……
語(連声前)
説明
語義
代複対
あなたがたを
←
現分男単主
考えている
←
過分男単主
座った
現単1
私はある
接
〜と
日本語訳
…… (青鷺)「私はあなたがたのことを考えながら座っているのだ」と。
備考
……
語(連声前)
説明
語義
代中単対
何を
代複属
私たちの
現単2
考える
形男単呼→間
旦那様
接
〜と
日本語訳
…… (魚たち)「旦那様、私たちの何を考えているのですか」と。
備考
……
語(連声前)
説明
語義
代男単処
この
名男単処
池において
名中単主
水は
形中単主
少ない
名男単主
餌は
形男単主
少量の
名男単主
暑熱は
接
そして
形男単主
大きい
日本語訳
…… (青鷺)「この池では水は少なく餌は少なく暑さは激しい」
備考
……
語(連声前)
説明
語義
副
今
代男複主
これら
名男複主
魚たちは
副
どう
間
いったい
未複3
なるだろう
接
〜と
...
40.
と同じなので略
日本語訳
…… 「『今この魚たちはどうなるのだろう』と、あなたがたのことを考えながら座っていたのだ」と。
備考
……
語(連声前)
説明
語義
接
さて
副
どう
現複1
われわれはする
形男単呼→間
旦那様
接
〜と
日本語訳
…… (魚たち)「旦那様、さて、私たちはどうしよう」と。
備考
……
語(連声前)
説明
語義
代複主
あなたがたが
接
もし〜ならば
代単属
私の
名中単対
言葉を
願複2
あなたがたがすべし
代単主
私は
代複対
あなたがたを
形中単対→副
一つ一つ
名中幹
口
名中単具
くちばしで
連
捕らえて
日本語訳
…… (青鷺)「もしあなたがたが私の言葉を実行するならば、私はあなたがた一匹一匹をくちばしでとらえて」
備考
……
語(連声前)
説明
語義
数男単対
ある
数幹
五つの
名男幹
色
名中幹
蓮華
形男単対
おおわれた
頭
大きな
名男単対
池(を)
連
導いて
願単1
放つべし
接
〜と
日本語訳
…… (青鷺)「五色の蓮華で覆われた、ある大きな池に連れていって放ってやろう」と。
備考
……
語(連声前)
説明
語義
形男単呼→間
旦那様
形幹
最初の
形中単奪
劫から
前
〜以来
名男複属
魚たちの
形幹
思念している
名男単主
青鷺は
間
〜という名の
副
ない
現単3
ある
日本語訳
…… (魚たち)「旦那様、世界のはじまり以来、魚たちのことを考えている青鷺などというものはありません」
備考
……
語(連声前)
説明
語義
代単主
あなたは
代複処
私たちにおいて
形→名男単対
一つ一つを
←
不定
食べること
名男→形男単主
欲する
現単2
あなたはある
接
〜と
日本語訳
…… (魚たち)「あなたは私たち一匹一匹を食べようとしていますね」と。
備考
……
語(連声前)
説明
語義
副
ない
代単主
私は
代複対
あなた方を
代単属
私(の)
←
現分男複対
[属]を信じている
未単1
食べるだろう
日本語訳
…… (青鷺)「私を信じるならばあなた方を私は食べないだろう」
備考
……
語(連声前)
説明
語義
接
もし〜ならば
接
また
名男単属
池の
名男単対
存在を
代単属
私(の)
副
ない
願複2
あなたがたは信じるべし
数男単対
1つの
名男単対
魚を
代単具
私
前
共に
名男単対
池を
不定
見ること
願複2
あなたがたは送るべし
接
〜と
日本語訳
…… (青鷺)「また、もしあなたがたが池の存在について私を信じないならば、私と一緒に池を見るために1匹の魚を派遣すればよい」と。
備考
……
語(連声前)
説明
語義
名男複主
魚たちは
代男単属
彼(の)
連
信じて
代男単主
これは
名中単処
水において
接
〜もまた
名中単処
陸において
接
〜もまた
形男単主
可能な
接
〜と
日本語訳
…… 魚たちは彼を信じて、「こいつは水でも陸でも大丈夫だ」と、
備考
……
語(連声前)
説明
語義
数男単対
1つの
形幹
片目の
頭
大きい
名男単対
魚を
ア複3
与えた
名男単対
彼を
連
捕らえて
願複2
あなたがたは行くべし
接
〜と
日本語訳
…… 1匹の片目の大きい魚を指名して、「彼を連れて行け」と言った。
備考
……
は敬語的複数
語(連声前)
説明
語義
代男単主
彼は
代男単対
彼を
連
捕らえて
連
導いて
名男単処
池において
連
放って
形男単対
すべての
名男単対
池を
連
見せて
日本語訳
…… 青鷺はその魚をくわえて連れていき、池に放ち、池全体を見せて、
備考
……
語(連声前)
説明
語義
副
さらに
連
導いて
代男複属
かの
名男複属
魚たちの
形中単処
近くに
ア単3
放った
日本語訳
…… さらに導き返してかの魚たちのいる池に放った。
備考
……
語(連声前)
説明
語義
代男単主
彼は
代男複為
かの
名男複為
魚たちに
名男単属
池の
名女単対
優秀さを
ア単3
賞賛した
日本語訳
…… 彼はかの魚たちにその池のすばらしさを賞賛した。
備考
……