パンチャタントラ1-5(7)
全9ページ
語(連声前)
説明
語義
副
にもかかわらず
接
名男幹
(神名)
形男単対
の姿をしている
名男単対
織工を
←〜
頭+能現分幹
知らない
名男単主
王は
副
常に
副
まさに
副
特別に
日本語訳
…… にもかかわらず、織工がヴィシュヌの姿をしているのだと知らない王は、 いつもいつも特別に…
備考
……
語(連声前)
説明
語義
名男幹
しょうのう
名男幹
沈香
名女幹
じゃこう
名男幹
〜をはじめ
名男幹
芳香
名男複対
の類
形幹
種々の
名中幹
着物
名中幹
食物
名中複対
飲料を
接
そして
←
使現分男単主
送って
名女幹
娘
名中単具
口によって
代男単対
彼(を)
反完単3
言った
日本語訳
…… しょうのうや沈香やじゃこうなどのよい香りの類と、 さまざまな着物、食べ物、飲み物とをつかわして、 王女の口を通して彼に言った。
備考
……
語(連声前)
説明
語義
名男単呼
尊者よ
名中単処
夜明けに
副
ただちに
名中幹
場所
名男単主
滅亡
能未単3
あるだろう
日本語訳
…… (王)「尊者よ、夜明けにはきっとここは滅亡するだろう」
備考
……
語(連声前)
説明
語義
接
〜なので
名中幹
牧草
名中幹
薪
名男単主
喪失
←
過分男単主
生じた
副
それで
形男単主
すべての
接
もまた
名男単主
人は
名男複具
打撃によって
形幹
消耗した
名→形男単主
身体
←
過分男単主
起こった
不定
戦う
形男単主
資格がない
形男単主
多数が
←
過分男単主
死んだ
接
そして
日本語訳
…… (王)「牧草も薪もなくなってしまい、 多数の人が攻撃を受けて身体が消耗してしまい、 そして多くの人が死にました」
備考
……
語(連声前)
説明
語義
接
それなら
副
このように
絶
知って
副
ここで
名男単処
時に
代中単主
〜が
←
過分中単主
ふさわしい
能現単3
ある
代中単主
それが
←
動形中単主
用意されるべき
接
〜と
日本語訳
…… (王)「この事情をご存じになり、今こそふさわしいことをなさってください」と。
備考
……
語(連声前)
説明
語義
代中単対
それを
絶
聞いて
名男単主
織工は
接
もまた
能過単3
考えた
接
もし
名中幹
場所
名男単処
滅亡[処格絶対節]
←
過分男単処
生じる[処格絶対節]
代単属
私の
代女単具
この女
前
[具]とともに
名男単主
離別が
能未単3
あるだろう
日本語訳
…… それを聞いて織工も考えた。 (織工)「もしここが滅亡したら、私はこの女と離別することになるだろう」
備考
……
語(連声前)
説明
語義
接
それゆえ
名男単対
ガルダ鳥に
絶
乗って
頭+名中→形男単対
武器を伴った
名男単対
自己を
名男単処
虚空に
←
使能現単1
見せる
日本語訳
…… (織工)「それゆえガルダ鳥に乗って武装した私を虚空に見せよう」
備考
……
語(連声前)
説明
語義
副
おそらくは
代単対
私を
名男単対
(神名)
←
反現分男複主
思って
代男複主
彼らは
形男複主
怖れる
名男単属
王の
名男複具
兵士たちによって
受現複3
殺される
日本語訳
…… (織工)「おそらくは私をヴァースデーヴァ(ヴィシュヌ)だと思って彼らは恐れをいだき、 王の兵士たちに殺されるだろう」
備考
……
語(連声前)
説明
語義
←
過分中単主
言われた
接
そして
日本語訳
…… (織工)「そしてこういわれている」
備考
……
[詩]
語(連声前)
説明
語義
形男単具
無毒の
接
たとえ〜ても
名男単具
蛇によって
←
動形女単主
なされるべき
形女単主
大きい
名女単主
蛇の頭は
日本語訳
…… (織工の引用する詩)「たとえ無毒の蛇も、頭を大きくすべきだ」
備考
……
[詩]
語(連声前)
説明
語義
名中単主
毒が
能命単3
あれ
副
するな
能指単3
あれ
接
あるいは
名女幹
蛇の頭
名男単主
膨張は
形男単主
恐ろしい
日本語訳
…… (織工の引用する詩)「毒があろうとなかろうと、蛇の頭の膨張は恐ろしい」
備考
…… 命令法は可能性をも表す。 この詩句にそっくりの文が辻文法p.298にある。 指令法(
ナシのアオリスト)は禁止、つまり命令形の否定なので、 この場合は命令法が「〜があろうと」だからその反対の「〜なかろうと」になる。
語(連声前)
説明
語義
接
または
接
代単属
私の
名中幹
場所
名男単主
目的の
過分男単属
努力する(人)の
名男単主
死が
能現単3
ある
接
にもかかわらず
形幹+尾中単主
より好ましい
日本語訳
…… (織工)「あるいは私がここを守る努力をして死ぬかもしれない。しかしそれはより好ましい」
備考
……
語(連声前)
説明
語義
129
を見よ
日本語訳
…… (織工)「そしてこういわれている」
備考
……
[詩]
語(連声前)
説明
語義
名男複属
牛
副
[属、語幹]のために
以下、この詩(この文と次の文)中の
の説明を略
名男幹
バラモン
名男幹
主人
名女幹
女
副
[属、語幹]のために
接
あるいはまた
接
日本語訳
…… (織工の引用する詩)「牛のため、バラモンのため、主人のため、あるいは女のため…」
備考
……
[詩]
語(連声前)
説明
語義
名中幹
土地
代男単主
〜者が
能願単3
捨てるべし
名男複対
生命を
代男単属
彼の
名男複主
世界は
形男複主
不滅だ
日本語訳
…… (織工の引用する詩)「土地のために生命を捨てる者の世界は不滅である」
備考
……
語(連声前)
説明
語義
副
こう
絶
決断して
名男単処
夜明けに
名男幹
歯
名中単対
磨きを
絶
実行して
代女単対
彼女(を)
反完単3
言った
日本語訳
…… こう決断して、夜明けに歯を磨いて彼女に言った。
備考
……
語(連声前)
説明
語義
名女単呼
いとしい人よ
形男複具
すべての
名男複具
敵
←
過分男複具
滅ぼされる
名中単対
お供えの食物を
名中単対
飲み物を
接
そして
←
使能未単1
味わうまい
日本語訳
…… (織工)「いとしい人よ、すべての敵が滅ぼされるまで、私はお供えの食物も飲み物も味わうまい」
備考
…… 直訳は「すべての敵の滅亡によって〜味わう」
語(連声前)
説明
語義
副
言うまでもなく
の項
形中単具
日本語訳
…… (織工)「言うまでもなく」
備考
……
語(連声前)
説明
語義
代単具
あなた
接
もまた
前
[具]とともに
名男単対
交際を
副
そのとき
能未単1
しよう
日本語訳
…… (織工)「あなたとの交際もそのときまでしません」
備考
…… 直訳は「そのときにする」